奄美大島2題〜野ヤギ駆除とロケ
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作成日時 : 2008/07/29 17:24
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暑中お見舞い申し上げます。ほんとに暑いですね。ガマンするしかありませんが、お互いに健康管理はしっかりといたしましょう。
変な見出しで恐縮です。でも、暑さで頭が壊れたわけではありません。長いタイトルは慎むようにと編集長からキツ〜イお達しがございまして、それに素直に従っているまでのこと。今日は奄美大島の話題を2つお届けいたします。
第1の話題は頭の痛い問題です。6月24、26、7月1、12日に掲載しました「保護される動物と、駆除される動物」の(5)に相当するお話です。
読売新聞が伝えるところによりますと(7月20日)、野生化したヤギの食害で土砂崩れや希少種への影響が懸念されている奄美大島で、近くヤギの駆除が始まります。これに合わせて環境NGOの「奄美哺乳類研究所会(阿部優子会長)」が、島と周辺海岸域に生息する野ヤギの詳細な調査を行っているそうです。
船上調査に同行した記者の報告によりますと、奄美大島南部と加計呂麻島を観察すると、ヤギの食害で草木が生えず、採石場のように土砂が崩れている場所が見られたようです。そして、あちこちにヤギの姿がありました。調査員がヤギを発見すると、カメラ係が個体と発見場所を撮影し、記録係が頭数や位置を書き留めます。
鹿児島県環境保護課によると、奄美大島に生息する野ヤギの数は推定約2,300頭だそうです。駆除といってもハエやカじゃありません、哺乳動物のヤギですから、法律に基づいて行われなければならないのは当然です。奄美大島の4つの町村で行われる駆除は、奄美群島振興開発特別措置法という法律によっています。
そして現行法では捕殺した場合は埋設しなければならないため、銃殺は禁止されています。そこで今回は各自治体の猟友会が網を使って290頭を生け捕りにします。でも崖にいるヤギを捕獲するのは難しいでしょうね。腕のいいハンターがライフル銃で射殺でもしない限り目標頭数を駆除するのは困難だと予想されています。雑食で繁殖力が強く、急斜面を身軽に駆け回るヤギとの戦いは、行政と民間が一致協力して綿密な計画を立てても、長期戦を覚悟するしかないようです。
素人の私がいい知恵など持ち合わせているはずもないのですが、こういうことは考えられないのでしょうか? つまり、駆除することばかりばかり考えず、発想を転換して、どこか一定の場所に集めて、家畜にする方法はないのでしょうか? 相手はヤギですからねえ。家畜にすれば、乳も肉も立派な栄養源ですし、繁殖をコントロールすることもできます。さんざん考えた末に、駆除しかない、というなら致し方ありませんが、同じ生き物としてあまりに“悲しい”話ですね。
奄美諸島の徳之島で出会った、器量よしのヤギ。もちろん彼は飼育されている家畜のヤギですから保護されています。
奄美といえば、サンゴ礁の海と白い砂浜。ここは太平洋に面した中部、奄美市笠利町の用安海岸。そして下は名瀬湾の漁港です。名瀬港は画面の右手前です。
第2の話題は、嬉しいニュースです。昨2007年10月6日(土)にスタートして大好評だったNHKの土曜ドラマ「ジャッジ」のパート2が、11月1日(土)からやはり全5話で放映されます。昨年の記事は「10月10日」と「10月16日」(色文字をクリックすると該当ページが開きます)です。ぜひご覧ください。
奄美大島のロケは7月1日から始まったそうです。もちろん島の裁判官・西島秀俊さん、その夫人・戸田菜穂さん、娘・桝岡明さんの3人は変わりません。家族の息のあった物語の進行が楽しみです。そして、今回は島のどんな地域が登場するでしょうか。前回も美しい奄美大島の映像にわくわくしました。楽しみです。
15日に行われた記者会見で、西島さんは物語の内容や演技の抱負のほかに、奄美大島にはまさに“帰ってきた!”という気持ちがしたこと、そして島の人たちの熱心な協力に自分もパワーをもらっているような気がした、などと語っておられたそうです。戸田さんも、奄美は大自然に抱かれながら家族が再生していくホームドラマの舞台としてふさわしい場所だ、と嬉しい発言をされ、娘役の桝岡さんは、奄美の方言をしゃべれるようにがんばっている、とのことです。大いに期待しましょう。
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