東京のツシマヤマネコ、3頭の名前決定!!
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作成日時 : 2008/06/05 12:39
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絶滅の危機にあるツシマヤマネコの繁殖事業の一環として、東京の井の頭自然文化園で飼育されているツシマヤマネコたち4頭のことは、本欄でも何回か紹介しました。4頭のうち昨年10月から公開されていたオスが、今年1月中旬から体調を崩して入院し、大いに心配しましたが、2月22日元気に復帰して関係者もファンもほっとしました。この経緯は当ブログの2007年11月27日、2008年1月13日、3月6日、3月7日の記事をご覧ください。
これは体調回復して再公開されて間もなくの、今年2008年2月27日に撮影したもの。以前の修行僧のような様子と違って、ケージの中を活発に動き回っているのが印象的でした
そして、3月7日掲載の記事でご案内しましたように、名前のまだなかった3頭の名前が募集されました。しかし、応募は井の頭自然文化園内の資料館1階の「ツシマヤマネコ特設展示」会場に置かれた投票用紙に記入する形式だけでしたので、はたしてどれだけの人が投票するだろうかと少々不安でした。
しかし、私の心配をよそに、合計6,235票という予想をはるかに超える多くの方が投票されました。ヤマネコたちも、関係者も、そしてついでに私も大いに喜ぶ結果となったのです。応募は5月15日に締め切られ、園長、飼育担当者などで構成される選考委員会で選定され、その結果が5月30日に発表されたました。では早速その名前をご紹介しましょう。
もっとも気になる公開中のオス(6歳)への投票数は 2,404票。決定した名前は「トラジロウ」です。決定以外の候補にはボス、ラッキー、トラ、トラゾウなどが多かったそうですが、やっぱり「トラジロウ」がいちばんしっくりしますね。トラ猫ふうの毛並みと、井の頭では先輩の「エビゾウ」に続く2頭めのオスだということで、こう名づけた人が多かったのでしょう。間違っても阪神タイガースファンが多かったなんてことは、絶対にないはずです!! なお、私が応募したのは……ハズレました!!
次いで現在非公開施設で飼育中のメス(2歳)は、総投票数2,109のうち最高票数を獲得した「サクラ」に決定。モモ、ミミ、モモコ、ミーなどを抑えました。井の頭公園は何たって桜の名所ですからね、これもピッタリのネーミングです。
そして、もう1頭同じく非公開施設で飼育されているメス(4歳)は、総投票数 1,722票のなかで最高票を集めた「リリー」に決定。ほかには、リン、モモ、トラコ、シマコなどの名が目立ちました。うん? ここまで報告を書いてきて、あることに、はたと気づきましたよ、私。
ほら、『男はつらいよ』の、寅さんは「寅次郎」、つまり「トラジロウ」じゃないですか。そしてあの寅さんがいちばん好きだった女性が、浅丘ルリ子さん演じる「リリー」だった。それで、「リリー」。投票した人たちの多くはあの映画が頭にあったんですねえ。
あれれっ、ここでまたまた気づきました。2歳のメスの「サクラ」って、寅さんの妹の名前じゃありませんか!! ってことは、寅さん一家ということになりますねえ。そうか、これはメデタシ、メデタシ!! 「寅さん一家」と「井の頭のツシマヤマネコ一家」、これは親しみがもてるし、若い人から熟年層まで覚えやすくていいですねえ。
あっ、でも心配なことが…。先に名前がついていたオスは「エビゾウ」ですよ。これでは仲間はずれになってしまうのじゃないでしょうか? こりゃちょっと、カワイソウですね。といっても寅さんの家族親族から選んで改名するとしたら、「タコ」や「ゲンコウ」じゃ気の毒だから、「ヒロシ」しかないかなあ。
えっ、人間と違ってツシマヤマネコの世界には“イジメ”はない。ああ、それが本当ならいいのですが……。
募集時の写真に名前を当てはめてみますと。左から「トラジロウ」「サクラ」。次は先に名前がついていたオスの「エビゾウ」。そして右端が「リリー」です
なお投票の結果は5月30日の、井の頭自然文化園のホームページでもご覧になれます。また、4頭の近況は同じく井の頭自然文化園のホームページの「ツシマヤマネコの近況」をご覧ください。
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