観光バスのガイドさんの説明は情報量絶大 !!
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作成日時 : 2008/02/12 16:03
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ボンビバン「ゆっくりと島巡り」の壱岐島連載は2月21日更新で、連載第10回を迎えます。今回の壱岐訪問は仕事の関係でゆっくりする余裕がなく、わずか1泊2日30時間ほどの滞在でしたが、この短時間からとは信じられないほど多くのことを知ることが出来ました。
幸い好天に恵まれ、予定したスポットをすべて消化することができたことも大きな要因だったのですが、実は何よりも観光バスのガイドさんが、今回は“いちばん”でした。玄海交通の小西三四子さん。ベテランらしく、話題が豊富で正確なだけではなく、発音も明瞭、話術も巧みで、実に素直に耳に入ってくる見事なガイドぶりでした。
壱岐でもっとも高い山「岳の辻」(といっても標高212.8メートルですが)の頂上展望台から見た、豊かな緑が広がる壱岐の大地
そうそう、最近はNHKのアナウンサーでも、アクセントが違ったり言葉遣いが変な人が多いですね。眼光バスのガイドさんには、アナウンサーに負けない美しい日本語を話せる方が何人もいます。まあ、アナウンサー批判はまたの機会に譲るとして、優秀な観光バスのガイドさんに戻りますと、その話は非常に情報量が多く、分厚い単行本をしのぐほどなのです。
ところが、観光客の最大の楽しみは料理や温泉ですからね、移動のバスは骨休めと仮眠タイムになり勝ち。せっかくのお話が子守唄になってしまうことが多いんです、ね。小西さんは、お客の疲れ具合を見計らうのも巧みで、話題を変えたり、壱岐に因む歌を歌ったり、さり気ない工夫を凝らして、眠りの淵に沈みかけている人を救い出すのでした。
旅には、さまざまな楽しみ方がありますが、その土地の歴史や伝承されている文物について、そこを訪ねたからこそ得られる情報を手に入れるのも、大きな楽しみの一つです。特に島については、本土の書店で入手できる資料が少ないので、観光バスのガイドさんの説明は貴重です。ぜひ真剣に耳を傾けましょう。
小西さんとのお別れは、郷ノ浦港。フェリー「ちくし」で次なる目的地対馬に向かうのです。もうまもなく港というところで、小西さんから乗客全員にプレゼントが配られました。きれいな折り紙で作った細長い袋が2個。爪楊枝入れでした。そのサイズに合わせた袋にカードが入っていて、「壱岐の観光 ありがとうございました 小西」と書かれています。
これが、全部手書きなんです。毎日長時間、ほとんど立ちっぱなしという過酷な労働の寸暇を割いて、このような心のこもった手作りのお土産を用意するなんて、なかなか出来ることではありません。感動しました。また壱岐でお目にかかりましょう。
玄海交通のガイド、小西三四子さんと、小西さん手作りのお土産「折り紙爪楊枝入れ」
郷ノ浦港から対馬に向かうフェリー「ちくし」から見た、遠ざかる壱岐島。中央の小高い山が壱岐最高峰の「岳の辻」。壱岐は紺碧の海にスープ皿を逆さまに置いたような、穏やかで美しい姿の島です
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