東京・井の頭自然文化園でツシマヤマネコ公開
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作成日時 : 2007/10/31 12:34
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貴重種のネコ科の動物“ヤマネコ”といえば、西表島(いりおもてじま、沖縄県八重山諸島)の「イリオモテヤマネコネコ」と、対馬島(長崎県)の「ツシマヤマネコ」が知られています。
このうち、ツシマヤマネコは、学会では近年になって南アジアから東南アジアに分布する「ベンガルヤマネコ=Prionailurus bengalensis(Felis bengalensis)」の亜種の一つである「アムールヤマネコ=P. b. euptailurus」の変種として位置づけられているのだそうですが、対馬にのみ生息する、とても可愛らしい“ネコ”です。
国の天然記念物に指定されていますが、2005年の環境省の調査によると、野生ではもう80〜110頭しか残っていないと推測されていて、絶滅の危機に瀕していることはすでに皆さんご承知の通りです。自然環境の変化、交通事故などさまざまな原因によるのでしょうが、とても残念なことです。
私、島旅人・船木は07年6月に対馬を訪れたのですが、あいにくお目に掛かるチャンスがなく悔いを残して帰京。ところが嬉しいことに、10月20日から東京井の頭自然文化園(武蔵野市、通称=井の頭動物園)で公開されることになったのです。
井の頭自然文化園でもらったチラシ
公開を伝える朝日新聞10月5日の朝刊
ツシマヤマネコの保護については、1999年度から環境省野生生物保護センターと福岡市動植物園でおこなわれている「飼育下繁殖事業」が順調に進んでいるそうです。そして実は、2006年11月に、感染症や災害などの危険を分散するために、井の頭自然文化園に雌雄各1頭、よこはま動物園ズーラシアに雌雄各1頭が移送されていたのです。ただし、非公開が条件でしたから見ることは出来ませんでした。
今回公開されるのは、この2002年4月9日に福岡市動物園で生まれた5歳のオスなんです。これまでいろいろな飼育上の困難もありましたが、現在は元気だそうです。いま入っている予備舎は、床はコンクリート製で、遊び道具もありませんが、新居には、土、砂、プール、植物などがあるので、おもしろい行動が見られるかもしれない、と期待されています。
写真でみても、とっても可愛い子です。早速、撮影しようと思い、公開直後の21日(日曜日)に行ってみましたが、予想通り団体客も多く大変な混雑でした。いい写真が撮れそうもないので、チラシをもらって帰りました。拙宅から井の頭自然文化園は自転車で15分、自分の庭みたい(!?)なものですから、近日中にあらためて訪問面会し、いい写真が撮れたらすぐに本欄に掲載いたします。乞う、ご期待 !!
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